はじまりはバレエ / 岡崎隼也さん③

2025年、わたくしの今年最初のバレエ鑑賞は、旅先でのボリジョイ・バレエ『くるみ割り人形』ライブ配信でした。1月は行きたかった公演がたくさんあるも、予定が合わずに見送るばかり。2月の東京バレエ団『ベジャールの くるみ割り人形』を、イシズさん親子と共に、とてもたのしみにしています。『くるみ割り人形』は様々な演出版がありますが、こちらは振付家モーリス・ベジャールが自身の幼年時代を舞台化したもの。7年前の同公演で、ビム役を演じられたのが岡崎隼也さん。最近のご様子を聞かせてください。

岡崎さん）現在、東京バレエ団は「ベジャールのくるみ割り人形」のリハーサル真っ只中です。コレオグラフィクプロジェクトに関して、新たな発表が出来た喜びを感じる暇も、正直なところないのですが言葉に言い表せないほど濃密なリハーサルが日々、進んでいます。内容に触れてしまうと楽しみが減ってしまうので敢えて書きませんが、今まで同演目をご覧になられている方にはもちろん、初めてご覧いただく方にも、早くこのくるみを観ていただきたいと心待ちにしています。まだチケット購入を悩まれている方がいらっしゃるようでしたら「今回限り」の特別な舞台になっていますので何卒、お見逃しなく。僕自身も体と頭がパンクしないように努めたいと思います。まだまだ寒い日が続きそうです。インフルエンザ等もまだ流行っておりますので皆様、ご自愛下さい。それでは東京文化会館でお待ちしております。

◎本日【Choreographic Project 2025】開催の発表がありました。詳細は、下記URLにて。

https://thetokyoballet.com/news/choreographic-project-2025-1.html