平和なんてそこら中に転がっているよ
作家
石津 昌嗣 / イシズマサシ
劇場やSNSのDMなどで「はじまりはバレエ、読みましたよ!」と、声をかけていただきとてもうれしく思っております。
前回のお写真には、東京バレエ団ファーストソリストの伝田陽美さん。タワーギャラリーに伝田さんが入っていらした瞬間、まわりの空気がスッと正されたような感じがしました。
舞台では、いつも「ここにいる」と、知らせてくださる伝田さんの踊りから、目が離せなくなります。美しい方、でもとても気さくにファンの方にも、わたくしにも接してくださいました。
時間をぬって在廊されたブラウリオさん。ちょうどその際には、めぐろパーシモンホール2024のフィナーレがギャラリーに流れていていました。ブラウリオさん、あらためてご覧になられていかがでしたか?
ブラウリオさん) 実は、私は目に涙を浮かべていました!2024年Choreographic Projectのフィナーレでは、すべての振付師がステージに駆け上がり、舞台中央で合流した後、ダンサーたちを呼びました。
全員がステージの後ろで一つにまとまり、前を向いてゆっくりと観客に向かって歩き出します。長い時間とエネルギーを注ぎ、全身全霊で取り組んできた人々が一つの場面に集結するその光景は、とても感動的でした。
エヌ)わたくしも、涙があふれました。その一つの場面に、観客席からは惜しみない拍手が贈られていましたね! 本展示でのイベント、ミニパフォーマンスとこれからのプロジェクトについて、ひとことお願いいたします。
ブラウリオさん) バレエダンサーは、大きな舞台以外でパフォーマンスすることがあまりありません。でも僕は、どこでも踊ることができるようにしたいと、思っています。そして、それはコレオグラフイックプロジェクトだからこそ、できることだと。
ダンサーにとっても、慣れてないフロアーで踊るのは大きなチャレンジです。パフォーマンスを見ることはできませんでしたが、宮村さんと富田さんの踊りに喜んだお客様がたくさんいらしたと、聞きました。2人のダンサーも経験を重ねることで成長したと思います!
「Choreographic Project」は、新しい創造的なアイデアで私たちやダンサーをサポートしてくれる人々のおかげで、常に成長し、変化し、進化しています。ダンスとクリエイティビティを愛する人々のコミュニティを広げるために、私たちの活動をより多くの観客と共有し続けられることを願っています。
次回は、ミニパフォーマンスで演じられた富田翔子さんにご登場いただきます。今月(11月)、東京バレエ団の皆さんはイタリアで公演中。異国からのニュースが聞けるかも?
Profile
エヌ
イシズマサシほか、出版社の書籍ごとのプロモーションを担当。
#コレオぼくダン 展にてコラボレーショングッズのカレンダーが通販にて発売中。プロフィール写真の特製ステッカー付きです。
https://tta-online.stores.jp/items/66ddf7b7835a675e60825f7b
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石津 昌嗣 / イシズマサシ
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