CMJKの東京サイバーパンク回顧録 その④ 神保町・番外編・UFO編

前回（https://tta-keikaku.jp/magazine/696/）までの連載では自分が上京してからいつどこに住んでサイバーパンクを感じながら日々を過ごしてきたかを時系列通りに書こうと思っていました。ですがそれをその通りにやると、荻窪の後は幡ヶ谷に住んでその後恵比寿、戸越銀座、、、と現在に至るまでを書かないといけなくなるので時系列通りという縛りをやめることにします笑。

神保町編でどうしても書きたかったことがありまして番外編として追記します。

20歳頃から数年間、神保町の伝説のマニアック貸しレコード／CD店「ジャニス」にてブラックミュージックの担当をしていた事は前回までに書きました。当時はお給料の大半を音楽制作の為の器材費に費やしていたのでお金がありませんでした。お昼ごはん時は1時間休憩がもらえたのですが、ジャニスからすぐ近くにあった立ち食いそば店「富士そば」で昼食を簡単に済ませ（富士そばは今はマクドナルドになっていました）その後はそこからほど近い「錦華公園（きんかこうえん）」のベンチでごろっと横になるのがお昼の過ごし方の定番でした。

ある雲一つ無い晴天のお昼、その日もいつも通り錦華公園のベンチで横になり空を眺めていました。するといつの間にか自分の頭上に真っ白で光沢のあるツルツルの球体がいくつか集まってきました。虫にしては大き過ぎるし高度が高すぎる。鳥にしてはまんまる過ぎる。風船にしては動きが速い。ふわふわ浮かんでいるわけではなく、真横にサッと直線的に動いたりする。ベンチに横たわっている場合ではなくなった。今まで見たことがなかったことが頭上で鮮明に繰り広げられているのだ。これはしっかり見届けなくてはならない。

気がつけばぼく以外の、お昼休憩中の近隣の会社員の方々、そこに居合わせた人全員がその球体の群れを見上げていた。最初3〜4個だった球体がいつのまにか20個くらいに増えている。どこからどうやって現れたのか全くわからないが、ぼんやりしたフォルムではなくくっきりはっきりとまんまるで光沢のある球体群だ。

「会社戻ってカメラ持ってくる！」
「UFO特番やってるテレビ局ってどこのチャンネルだったっけ？電話したら来てくれるかな？」
等々、興奮した会社員の皆さまで公園はいつしか大騒ぎに。当時はスマホもガラケーも無かったのでカメラなんて誰も持ち歩いてなかったんです。

しばらくすると球体群の更に上に、葉巻のようなフランスパンのような細長い楕円形の物体が現れた。最初はインディカ米くらい小さかったのだがだんだん大きくなってきた。高度を下げているのだ。最終的にはかなり大きくなった。航空機が飛ぶくらいの高度にいると思われるのだが、航空機よりはるかに大きい。

球体群が葉巻型飛行物体に吸い込まれるように一つ一つ消えていく。やがて球体は全て葉巻型の母船？に帰艦したのか一つも見えなくなった。母船は単体で高度を上げ始め小さくなっていき見えなくなった。

2015年9月にアメリカの巨大観測装置LIGOによって重力波が検出されました。ブラックホール同士の衝突が確認されたわけで、こうなると多次元宇宙も無いよりはある方が矛盾せず自然な気もしてくるわけです。なにが言いたいかというとぼくはUFOを、地球外生命の存在を、人間より高次元の知的生命体の存在を信じます。なぜならば見たからですよ。錦華公園で。

最初はこんな感じで現れた球体群

母船？登場

これは先日自分で撮影した飛行中の旅客機ですが、母船はこれくらいの高度で旅客機より大きかったです

錦華公園は現在改装中でした