古着/ヴィンテージ

プロデューサー

本橋 卓 / takashi motohashi


80年代後半、渋谷から原宿までの往復を週に3〜4回は歩き回っていました。
当時、横浜のジーパン屋さんでアルバイトしていた私は、渋谷の大学に通いながら、
所謂「渋カジ 」ブームの隅のほうにいました。
ジーパンに合う服を見つけようとすると、必然的に古着屋に入っていて、色落ちに良い501を探し、Tシャツを探し、ネルシャツを探し、、、、。

いつしか、どこの街に行っても、古着屋を見つけは入っていくのがルーティーンになっていました。
バイト仲間と沖縄旅行へ行ってミリタリーものを探したり、社会人になって行ったハワイ
でもスワップミートを朝から歩き回り、メインのビーチや観光と共に必ず古着探しは組み
込まれていました。

いつしか物足りなくなり、90年半ば、ついにロスに行くことになりました。メルローズ
を隅から隅まで歩き、フリマを探して朝から車で走り回り。あの時買った、Schottのシン
グルのライダースは宝物です。
当時買い漁っていた、ただの「古着」もいつしか「ヴィンテージ」へ。
あれから30年以上経ちますが、先日沖縄を訪れた時も古着屋さんに毎日行ってました。
やっていることは変わりません。
今まで、持っている古着を売ることはありませんでした。
しかし、年齢のせいか、着ないものばかり持っていてもなあ、と悟りまして。
只今、一部ですが、2階のTTA STOREにて販売を始めました。

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本橋 卓 / takashi motohashi

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