

2025年10月31日(金)から11月9日(日)
最終日18時終了予定
設営&撤収日:10月30日(木)設営、11月9日もしくは10日(月)撤収
展示内容:
骨肉腫と白血病–二度の癌からの生還が創作の原点にある。
好奇心を抱けばためらわず手を伸ばす。できるかどうかよりも、震えるかどうか。
その姿勢のもと、音楽・絵画・映像などジャンルを越えて創作に取り組むKEISUKE SAITO。
本展では、
著者の創作現場に始まり、様々な生活空間を再現。
誰しもが葛藤する理想と現実。作品と共に椅子を配置し
「生きる」に繋がった彼の「震え」を覗きこんでほしい。
ためらわず手を伸ばすこと。
ぼんやりと見える景色を掴もうとすることを
私に教えてくれた。
それは
あなたとって
優しさだったのか
愛なのか
絆なのか
内なる渇望か、未来への希望かもしれない。
*絵画 サイズf10号を10点、f50号を1点、F3&f4号を各1点ずつの予定。
タイトル:「忘我の肖像」KEISUKE SAITO展
展示期間:2024年10月31日(金)から11月9日(日)
(最終日18時終了予定)
入場無料
主催:KEISUKE SAITO
協力:「東京タワーで、あいましょう。」計画
特別協力:株式会社TOKYTO TOWER
<プロフィール>
Keisuke Saito
ラッパー/ビートメーカー/絵描きとして活動。
MGF や Osteoleuco としてレコードをリリースし、個人としては企業への楽曲提供も行っている。
フランスやチェコでの公演や海外コレクターへの作品提供を通じて、活動の場を海外にも広げている。
<著者より>
私は夢中になると、私が私であることを忘れる。
その時間の後に残ったもの――作品には、私という不確かな存在の痕跡が宿る。
その感覚を、少し古風な女性の姿を借りて描いてみた。
顔が溶けているのは、ただのジョークではなく、心の奥に響く震えを視覚化したものだ。
実際には、あらゆるものが空間と溶け合い、その震えが波のように広がっていく。
女性を描くのは、私の心の奥にある女装への憧れが理由かもしれない。
衝動こそがすべてであり、直感は恋人のように大切にすべきだ。
この絵から、その「震え」を感じ取ってもらえれば、私はそれ以上を望まない。